「悪童日記」を読んだ

今年の初めに Rebuild: 173: There Are No Gems, Only Stones (N) で紹介されていた悪童日記を読んだ。

rebuild.fmでHiroshimaさんが『死ぬまでの間にあと10回位読みたい』と言っていて、人によって好みはわかれるがそこまで言ってる小説を読まない訳にはいかないと思いすぐKindleで買った。

1月末の回を聞いてからすぐKindleでポチってるはずだから、読み終わるのに9ヶ月くらいかかったのかな。

紹介の通り、内容は衝撃的。舞台は戦争時代で双子の男の子が主人公。

何が衝撃的なのかというと、内容は戦争の悲劇さが色んな角度から描かれていて重い内容のように感じるはずが、どことなくその現状に対する双子の男の子の向き合い方があっさりしてるような逆にユーモアに捉えられる独特な世界観。

二人には独特な価値観とルールがあってそれに沿って戦争によってもたらされた生活に適応していく様、物語が進んで行く過程が本当に日記のように短くテンポ良く書かれている。一章づつが短いのですらすら読める。

続編もあるので読もうと思う。

悪童日記

悪童日記